としひろ日誌 綾瀬市 市議会議員 武藤としひろ 議員定数 経費 削減

　「統一球問題」はコミッショナーの責任感や倫理観の欠如以外のなにものでもないと思う。 さらにはミズノ社には口止めを行っていたことも答えているのだ。 翌日、「混乱していて勘違いで・・・」と事務局長が前言を翻し知らなかった事だと釈明会見となりましたがこのような人物がプロ野球組織の上に存在する事は悲しいことです。
　ボールに自分の名前をサインし、管理の責任はきちんととるべきでしょう。一番大きいことは野球・スポーツを汚したことです。 サムライジャパンの侍＜武士道＞のこころを汚してはいけない。

　６月定例議会が開会しています。私の一般質問は６月１７日（月）午前９時４５分ごろからになります。
今回は放課後児童対策（学童保育）の改善策についてと道路・河川の管理状況と対策について質問の予定です。綾瀬市議会ＨＰにて是非ご覧ください。

　6月2日(日)9時30分から15時まで光綾公園で緑化フェア―が行われました。
公園周辺には駐車場がないので市役所に駐車してシャトルバスを運行しました。自転車で会場に行きましたが、出来ればパークアンドライドの考えで言えば市内に数か所駐車場があれば利便性とＣＯ2削減にも繋がってよかったのかなと思います。
100円以上の募金協力者へ苗木・バラの配布や植木市・などが行われ緑にちなんだ催しも数多く出店していました。私も盲導犬の育成募金とＰＲに来た盲導犬とのふれあいの手伝いをしました。天気も良く多くのなか来場者大変盛況でした。

　綾瀬市老人クラブ連合会のグランドゴルフ大会の開会式に行ってきました。天気も良く大勢の方が参加をされていました。生涯スポーツは予防医学の上でも大きな良い要素を持っています。また、親睦を通して地域の輪が広がりまちづくりの上にも大切な事です。
わたしもグランドゴルフを経験しましたが体力等に大きく頼らないので各世代間の交流にも向いていると思いました。ちなみにスコア―は大したことはありません。何事も練習ですね。

　株価が１４０００円台になり、円は１００円台になってきた。ようやく金融関係商品が活発に動きだしてきたと言えるであろう。輸出企業では収支も上向き自動車をはじめとした電器産業なども好調なようである。
しかし好調であるとマスコミはすぐにこの状況に対し副作用の問題や個別論で話をすり替え何事にも批判的に考える。コーヒーや小麦粉価格の値上げを取り上げて市民生活に影響があり問題だというがすでに円高で価格が下がったものがあるのですから１ドル＝１００円の状態に戻っただけなのです。確かに株価の高騰や円のレートが行き過ぎたときバブルに移行してはいけないし、また国債は低金利で今ギリギリの支払いが続いている状況なので金利上昇が起きたとき国債利払いの影響は国家を揺るがす危険をはらんでいるかもしれない。
しかし円レートは輸出企業にとって１００円は最低ラインであり１９８５年のプラザ合意以前の２５０円台からからリーマンショックまで１２０円台まで円高が進行したため、大企業だけでなく中小企業は企業内の節約や技術革新だけは対応できずに賃金の引き下げやリストラ、そして倒産と多くの血を流しているのです。円レートは国際市場による関税システムにかもしれません。円安が進めば輸出関税が下がり、輸入関税が上がると同じ効果があるわけです。２０％変化すれば輸出入において為替レートで２０％増減して価格調整してくれるのです。
デフレはこの円高によるシステムからまず始まったのです。日本経済だけの立場で言えば１ドル＝１２０円になることが望ましいでしょう。これは輸入時に農業では農産品の競争で１ドル＝８０円と比較すれば５０％の関税課税と同等の価格調整と同じ効果なのである。物事には功罪必ずありますが目指すところを明確に考えなければならないでしょう。

　アベノミクスの３番目の矢は経済成長が必要となります。そのとき女性の労働力はなくてはならないものです。
日本の平均所得を見れば共働き家庭は増えて行くでしょう。 前にも書きましたが保育の充実と待機児童解消がまず大切になりますがその後小１ギャップともいうべき 学童保育＜放課後児童クラブ＞の在り方に目を向けなければならないでしょう。
学童保育を考えるとき「働くこと」と子育ての狭間で多くの方が悩んでいられます。 家族形態（核家族化や１人親家庭増）の変化で小学生の授業終了後、後保護者の帰宅まで どのようにするのか行政も考えねばならないと思います。
本市では公設公営の施設はありませんが他市では市の施設や学校施設の無償貸与による 公設民営方式も行っています。 公共施設の使用には規制も多いのですが環境整備の充実は必要です。 努力義務のこの制度は２０１５年４月に向けて声を上げねばいけないと思います。

　幼児教育の無償化案（３歳児〜５歳児）を実務者連絡協議会が検討しているという。 私はタダで行う事業の危うさを感じるのです。 文科省が公表した追加の費用試算（２００９年度を基）は以下のとおりです。

区分	公立	私立	計
幼稚園	２００億円	３３００億円	３５００億円
保育園	２０００億円	２３００億円	４４００億円
計	２３００億円	５６００億円	７９００億円

＊四捨五入で合計が合わない。
いま待機児童待ちは全国で約４万６千人（厚生省Ｈ２５／３発表）もいるのです。 費用の高い認可外の保育所に通わせている保護者はさらに格差が出ます。 延長保育や学童保育、病児保育、障害時保育と優先して解決が必要な問題点が多く残されていると思うのです。
・病児病後児保育に投じられた公費（H21年）： 約95億円 　厚労省
・障害児保育に投じられた公費（H14年）： 約93億円　内閣府
・学童保育に投じられた公費（H23年）：約307億円　全国学童保育連絡協議会
現状、上記事業に投じられた公費は少なく幼児教育の無償化の前にまずその充実を図り、 将来の労働人口の減少に対応すべきと思われます。

　衆議院選挙において「１票の格差」問題は違憲・違憲状態であるとの判決が出ました。０増５減法案は最優先しなければならないでしょう。現在の小選挙区制は得票率が３０％台においても議席獲得率が６０％台になってしまう状態が続きました。
これは選挙システム上の問題といえるでしょう。いかに民意を選挙の議席に反映するのかを最優先で言えば国家に関する事案の決定機関であるのだからすべて全国比例代表で決する事となりますが有権者を含め地域の意見が反映されにくいとかで制度論を考査してゆくとき、必ずふりだしに戻る意見によって決まらないのが現実ですね。
また今後の人口減少を考えたとき選挙制度の変更をすれば必ず選挙の度に小選挙区では選出議員や政党の駆け引きで区割り問題はなかなか決まりません。アメリカ・ペンシルベニア州のように機械的に人口比で区割りを決めることもあるのですが、地域によっては選挙の度に選挙区が隣りの家と変わってしまうかもしれません。
私の個人的考えは中選挙区制への変更と比例代表の併用により人口減少に対応する際の議員の減員を小選挙区に比べ容易に行え、且つ選挙民の選挙区移動が少なくすむために支援政党や議員の変更が少なくなるので支援の一貫性が保てるのではと思います。いずれにしても司法は違憲判決出したのですから立法は行動しなければならないと思うのです。

　圏央道海老名−相模原愛川ＩＣ間が３月３０日午後３時に開通した。早速、４月１日（月）利用をしてみました。 高速道路の所要時間は時速８０Ｋで走りましたが１０分弱程度でした。 厚木Ｐのトイレは大変きれいでさらには地域紹介のビデオも流れ将来地域の物産も販売できるのではと思いました。
東名高速とも直結して物流の効率性・経済性は高いポテンシャルを持った地域になっていると感じました。 また２０１４年度には県内部分のさがみ縦貫道は全線開通を予定しているので中央自動車道へのアクセスもさらに短縮されいよいよ地域の活性化（企業誘致）が重要になってきます。
本市においても綾瀬スマートＩＣがいよいよスタートに向けて進んでいます。３月１９日に実施計画書に中日本高速道路株式会社及び独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構へ提出いたしました。市の関連事業も調査を含めスタートです。 アグリパーク構想等は費用と同時に将来、管理維持費や土地の借り上げ費用が大きく問題となるでしょう。 必要性を考慮して慎重に審議をしてゆかねば一般市民の負担は大きなものになります。

　今日は午前中９：００から綾瀬スポーツ公園で「あやせ健康ファミリーマラソン大会」の開会式に参加し、１０：００から綾瀬市野球協会の春季大会開会式にと続けて出席してきました。
桜の花も光綾公園は満開で球春の到来を甲子園と共に告げているようでした。今年５月には市民サービスの充実を図るため、綾瀬スポーツ公園（本蓼川）に新野球場が完成いたしますので野球関係の方は積極的にご利用ください。そして、午後には開創６００年余の天狗伝説のある最乗寺道了尊（南足柄）にお参りに行ってきました。
天狗の高下駄をみて階段を上り奥の院で火防（火除け）のお札と天狗のうちわの厄除けを買ってきました。修験道の行者,相模房道了尊者の地であり心が澄みきった気持ちになりまた、階段の疲れも心地よいものでした。

　綾瀬市の全国学力・学習状況調査や県公立小中学校学習状況調査の実施にあたりそれをどのように今後の授業に活用しているのか問うてみても解答は逆に順位付けや序列化が問題ではないであるとか調査結果が地域の実態や家庭環境にも影響があるというような考えを持っている。
小田原市では平成22年には学力・学習状況の把握について参加の意義の是非を教育指導課で公表している。また保護者の意見も聞きメリット・デメリットを情報公開している。本市の欠点はこのようなマイナス面の論議を避けているように思う。マイナス面を知ることでプラスに方向転換の努力をするべきである。
もっと情報公開を行いまず地域の実態や家庭環境を除いた部分を把握して改善をしていくべきであると思う。公教育の実行できる限度はあるのと思うが一定レベルに引き上げる現実的数値目標が議論の場にないことは残念なことであるが今後に期待をしながら訴えて行きたい。

　３月６日総務教育常任委員会が途中で中断した学校等の教育施設の児童・生徒の利用の有料化について委員会で市側も議案の訂正を行うようである。
受益者負担の指針に沿って行う予定であったが少年野球のチームや少年サッカー等の活動を阻害する方向であるため方向を見直すと思う。神奈川新聞県央欄をご覧いただきたいが、詳しくは議会ＨＰ中継を注視して頂きたい。

　３月議会が開会しました。今議会は２５年度予算審議が中心となります。
予算全体を見ますと一般会計は２５３億７千万と１４億減額予算です。しかし国民保険特別会計の被保険者の高齢化や医療の高度化による費用が増大しており、また下水道事業の管きょ改築増大により特別会計５事業で９億４千万増となります。そして合計で４３７億４千万の４億６千万の減額予算となる予定です。
議案については受益者負担による施設の利用料改定と対象施設が拡大になります。昨日の本議会においては学校等の教育施設の児童・生徒の利用の有料化について質疑が多くされました。この審議の採決は最終日３月２２日になりますので議会に傍聴にお越しください。綾瀬市議会ホームページでもご覧いただけますのでご利用ください。
尚、私の一般質問は１５日（金）午前１１時３０分頃からです。

　情報公開の必要性は皆さんも大切であると思われるでしょう。 長期財政の考え方に道路・下水道・建物にかかる費用がどれくらいかかるのか、また耐用年数はどれくらいかを考えて５０年〜６０年の総費用を将来の負担を分散し精査をして今後の必要施設を考えて行く指針を綾瀬市では適正配置計画といいます。
一昨年よりこの問題の可視化の必要性を一般質問でも言い続けてきましたがようやく今年３月にまとまりそうです。同様な考えは厚木市や座間市においても現状把握をして再配置計画として考えて行くようです。特に厚木市ではホームページに公開して市民との意見交換会が行われ、重複する目的の３施設の施設撤去が示される計画案をパブリックコメントの募集が始まりました。
事業の必要性の発信だけでなく財政負担の情報が発信され稼働率を考えて適正配置計画が論議され必要性の「ふるい」にかけられて行く時代になりました。 時代の変化です。本市でも進化して行かねばなりません。

　「時代の変化」は国・県・市の事業を見直さねば対応ができない構造になってきました。
綾瀬スマートインターの進捗状況や関連事業計画の将来性や国民保険税の負担率の問題等と今後について考えてみますと常に財政の問題が並行して考えねばなりません。都市整備基盤の改修は次世代への負担が伴います。社会保障や子育て支援の維持をどうすれば良いのか考えてゆきたいと思います。
テーマ
１綾瀬スマートインター誘致の進捗状況と関連事業について
２国民保険税率の改定について
３市財政状況について
＊　＊　＊市政報告会＊　＊　＊　＊
日　時　　２月１７日(日)　10:30　開会
場　所　　中村自治会館
市政に対して要望や疑問がありましたらお気軽にお越しください。

　業平自治会との意見交流会と東京スカイツリーの見学に中村自治会役員研修に同行させて頂きました。墨田区の歴史や業平地区の地域性そしてスカイツリーが誘致されるなでの経緯、さらには地域に及ぼす問題点等のお話を伺いました。地域の発展は業平自治会においても下町の人情のある町からマンションが増え、新しい方との運営や協力の難しさを語られていました。下町の「お互い様」という気持ちが薄らいできたとのことです。同じような悩みを各地域でお持ちなのだと思いました。スカイツリーは天気も良く第２展望台４５０ｍの景色は素晴らしいものでした。富士山も見えましたが富士の眺めは綾瀬からみる方が格段に上であると思いました。有意義な研修会に同行させて頂きありがとうございます。

　県は、昨年１１月に２０１３年度から２年間で全職員の給与を減額し、総額３２０億円を超す人件費を削減すると発表した。県緊急財政対策の一環で、行政職員、警察官、教職員すべての給与カットを断行、下げ幅は過去最大といわれています。また、県職員労働組合連合協議会（県労連）とも合意しました。
埼玉県では官民格差の是正のために２月から退職手当の引き下げ（約１５０万円）で１月末に約１００人もの希望退職者が出るようである。制度を考えたときになぜ４月にしないのかと思う。２か月の違いなら学年の途中ではなく行うべきである。その間、不足の教員を臨時的な対応をするそうであるが給与費は月平均４０万円ほど発生するので実際の差額は７０万円であります。現場の混乱を考えると対応の時期は考えるべきではないのかと思う。
今後、このような対応に迫られる時期に来ているとは思いますが自治体も早期に対応策を用意しなければ市民も困るであろうし学校でいえば生徒が困るのであると思います。

　１月１３日連接バス体験乗車をしてきました。
湘南台と慶応大湘南校舎の路線に運行されているもので綾瀬市役所と湘南台駅とを約２０分で移動できます。以前にも海老名駅→市役所→湘南台駅間を通常のバスで往復する試験運行がなされています。鉄道のない地域の高速バスのように短時間で駅へのアクセスが出来る基幹路線の考え方です。途中のバス停数は極力少なくしてダイレクトに駅に行けることが重要であると思われます。
体験後に横浜国大教授との意見交換会ではターミナル駅的なバス亭が必要で路線バスやコミュニティバスとの接続時間やそこに待ち時間を過ごせる施設の必要性が語られました。コミバスのあり方検討会にも傍聴しましたが、財政問題は重要で繰入金の限度額の設定や市の情報自体が検討会に資料の提供不足のようです。
他市では市の繰入金が４５％を超えないというように一定の目安ができていますが、本市では検討会で資料が少ないために議会では当然財政負担を考慮しなければならないので齟齬が起きやすいのです。土俵が違う状態で審議され後に議会で審議採決となるので事業の意義と利用状況がかい離してしまいます。都市交通をバスに頼る本市では交通手段としての考えと高齢者対策や障がい者の方へはデマンドタクシーのように目的を明確にして考える必要があると思いました。しかし、検討委員会のご意見を尊重しなければならいのも事実です。

　日本体育大学が昨年１９位から優勝という快挙で箱根駅伝を制しました。その陰には全国高校駅伝８度の優勝実績を誇る兵庫・西脇工業前監督渡辺公二氏の招聘があったようです。日体大別府監督の恩師である同氏は特別強化委員長として生活面での指導役をお願いしたそうです。
就任当初はグランドにゴミが落ち、雑草が生えている状態をきれいにし、食事は栄養バランスを考え、そして睡眠時間も消灯を１０時半として練習の疲れを翌日に持ち越さないようにして一日一日の練習にのぞむ姿勢を変えていったそうであります。そして自らを律して苦しい練習を積んでいった選手の皆さんおめでとうございます。
「常在戦場」こころと体を整えて毎日の生活にのぞむことの大切さを感じます。

　あけましておめでとうございます。
今年こそ良い年にしたいです。良い年にするには幸福を感じる何かを求めて行く事なのだろうと思います。 戦後の復興により経済的豊かさで多くの幸福感を得られた時代は終わり少子高齢化を迎え、力を合わさなければ乗り越えられない時代へと変わってきました。
それには家族という形態が「こころ」の上でも「くらし」の上でも重要な時代になってゆくのではと思います。いきものがかりのオリンピックテーマソング＜風が吹いている＞の冒頭「時代は変わってゆく・・・」の歌詞にあるような「時代や思いの風」を感じ取りどのようにしてゆくか考えることであると思う。曲を作った水野君（高校後輩）は政治的な意味はないが、何か「時代」をそして「同じ風を感じる」一体感をうたに現したのだと思う。
抽象的ですが幸福を感じるためどこかで家族や地域のつながりを「風」として大事にしていきたいと思います。そして政治は実現に向けて努力します。

　今年も一年お世話になりました。また、ご愛読ありがとうございます。
議員になって１年８か月が過ぎ、そしていろいろな事を考え経験し議論してきました。応援をいただいた皆様に感謝申し上げます。
ご報告になりますが、現在所属している新政会を離脱することに決めました。私の思う政治信条とは異なる点も多くなり市政においては最大会派ですが判断基準が異なるまま継続することに無理があるようです。市政発展のため今後も努力しますのでよろしくお願いします。